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ライトは走りながら詠唱する。
「蒼い雷よ!我が力となりて敵を滅ぼし焼き尽くしせ! ブルーライトニング!」
ライトの右手から出たのは蒼い雷だった。ライトの攻撃はまっすぐにドラゴンへと向かってゆく。
「いきなり上級魔法かよ…」
ゼロは呆れる。
ところがライトの攻撃は四方へと弾かれる。
「なっ!?こいつ…まさかロックドラゴンか!?」
「恐らくそうだ!一旦離れろ!」
ライトはおとなしく離れる。
「獄炎よ!敵を飲み込み灰燼と化せ!フレアダークネス!」
ゼロが放ったのは黒い炎だった。ロックドラゴンは堅い皮膚で守ろうとするが、
「無駄だ。」
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