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良太と美紗はお互いに好きという想いを良太が思っていたように伝えていなかった。
でもお互いにいつかは好きという想いが伝えられる時が来ればと思っていた。
「ははは、やっぱり2人とも仲が良いじゃないか。
だがお互いが好きという想いに気づいていないみたいだがな……」
大上は良太が美紗が仲が良いという事を改めて実感した。
それと同時に良太と美紗がお互いの事が好きという事も感じ取っていた。
「仲良くないですってば!からかわないで下さい。
恥ずかしいです……」
(美紗、恥ずかしいのか!?
もしかしたら脈があるかもしれねぇな~。
つーか恥ずかしがってる所もかわいい…)
良太は美紗の新たな1面を見てかわいいと思った。
だがその事を美紗に話したら恥ずかしくて気絶するだろう。
でも良太には気になる事があった。
「大上さん、最後の言葉よく聞こえなかったんすけど何て言ったんすか?」
「ん?聞こえなかったのか。
2人がこれからどうなるのか面白そうだから秘密だ」
大上はここでお互いが好きである事を話すよりはお互いがいつかその気持ちに気づいて欲しいという思いから秘密にする事にしたのだ。
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