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朔「空羽って…何でこんなにいい香りがするんだろ…。」
朔也はそう言うとまだベッドに寝ている私の横に顔を置いて鼻をクンクンさせた。
空「朔也…!顔近いよ…!!」
私は起き上がろうとして上体を起こした。
でも朔也が私の片を軽く押してまたベッドに戻ってしまった。
空「ちょ…!!朔…「ねぇ、空羽。」
私の話しは無視ですかっ!?
空「な…何?」
朔「彼氏とかいんの?」
何?いきなり…。
空「いない……けど…。」
朔「そうなんだ。じゃあ好きな人とかは?」
空「好きな…人…は…!!」
朔也なんだよ…。
なんて、とても言えるわけがなかった。
朔「いるんだ?」
空「いないっ…わけじゃ…ないけど…っ///」
私は朔也の事が直視できなかった。
朔「空羽~。目ぇ反らすなよ。」
朔也は私の顔を自分の顔の前に持って来た。
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