少年院での一年

初めての補導

俺はそんな状況の中走っていた。

皆の共通点と言えば｢単車｣しかない。

蛇行運転、信号無視、色々な違反を繰り返しながら無茶苦茶な運転をしていた。
一つ目のデカイ交差点をすぎ、長い直線の国道を走っていた。

その国道を五分くらい走り二つ目の交差点を曲がった。

その時

俺が走っている車線の横に車がついた。

よく見るとカメラを持っている。

俺はケツに乗っているの同級生に｢ギャラリー来たじゃ？｣

と言った。

｢マヂだ!!｣と同級生も車の存在に気付き、
二人でピースをした。

その瞬間激しいカメラのフラッシュが目に入ってきた。