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「どうしてですか?僕がいちゃ、何か都合が悪いんですか?絶対に後継者は安達くんより僕の方がより良い鬼になりますよ!そうやって安達くんの相談役ばっかりしてたんじゃ、弟子どころかヒビキさんの足枷になるばっかりじゃないですか!」
ムカッ!明日夢の顔が歪んだ瞬間、
「いや、今日は俺の用事で少年を連れだしたんだ。」
「用事って一体…」
ガシッ! 桐矢がヒビキに問い掛けようと詰め寄る寸前に明日夢の肩に手を回すと、
「じゃっ!」
と言って、早々と立ち去ってしまった。
「あっ…」
と言う間もなく、桐矢は置いてきぼりにされてしまった。
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