幼さゆえの戸惑い

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「ママ?ママがどうしたんだよ!俺達には関係無い!よそ者はぶっ殺してやる!」 普通ならばそこで情けをかける所だが、 彼等は違う これが現実だ。 大勢に銃を向けられマーカスはさらに怯え、ついには死を覚悟した。 すると… 「おい!待てよ。」 1人の少年が間に入り言った。 「なんだよチャッキー!こいつはよそ者だぜ!?」 そう。皆を止めた少年こそ、生涯の友。 チャッキーだったのだ。 チャッキー「こいつは俺達と同じく家族が居ないんだ。」 チャッキーはマーカスを見つめながら言った。 「だからなんだよ!」 チャッキー「俺はお前達を助けた!だからお前達もこいつを助けろよ!」 チャッキーが少年達に叫んだ 「チッ!解ったよ。」 「仕方ねえな」 「ったくなんなんだよ」 愚痴をこぼしながら少年達はチャッキーに従い、 散り散りになっていった…
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