プロローグ

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九州から18で東京に出てきた拡護(カクゴ)はいつも貴司と一緒に行動していた。     貴司は東北出身。     彼らが上京した理由はバンド活動のためだ。     拡護はギターボーカル、貴司はサイドギター担当のデュオ。     路上ライブを繰り返し、10数名の客もついていた。       -いつものファーストフード店-   ハンバーガーを頬張りながら拡護が言う。     『うちらなら3年後はメジャーデビューだぜ、貴司!!』     貴司 『…あぁ、そうなればいいな。』         それから5年が過ぎた頃、2人は別の場所にいた。
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