紅白と白黒
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霊夢が縁側に座ってお茶を飲んでいると、また一人の訪問者が来た。 「よう、霊夢。またぐうたらしてるのか?」 屈託のない笑顔を向けながらやってきたのは、自称普通の魔法使い、霧雨魔理沙だった。 箒に跨がり、黒い服を着て、つばの広い黒い帽子を被った姿は、誰が見ても魔法使い。 どう普通なのかというと、それは彼女がまだ種族でいうところの魔法使いではないというところだ。
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