七色と紅白
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人間でないのだから一人二人と数えるのはどうなのかと、どうでもいいことを考えながら、お茶を邪魔された不快感を露にしながら霊夢は振り返った。 「あら、お賽銭箱ならあっちよ」 そう言って指差す先には、小綺麗な賽銭箱があった。 「どう見たら参拝客に見えるのかしら」 アリスは西洋的な顔を苦笑いの表情に変えて言った。
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