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俺の学校では新学期は体育館に集合して、そこでクラス発表や始業式や担任の発表などがある。
それを聞いていた俺は学校へ着くと体育館へと向かう。
体育館には結構な人数が集まっていた。
基本、席は自由だから俺は適当な椅子に腰を落ち着かせた。
「あー、いたいた」
と、言って近づいてきたのは中学からの友達の赤石・元[アカイシ・ゲン]だ。
まぁ、名前の通りうるさい……いや、元気なヤツだ。
「何だよ?」
「いや…何だはないだろ?」
元はそう言って俺の隣に座った。
誰が俺の隣に座ることを許可した?コノヤロウ
「で、何?」
「や……別に何もないけどさ……」
何だコイツ……用もないのに俺に近づいてきたのか?
ま、まさかコイツ…その気が…?
「俺にそんな趣味はない!」
「はっ?何が?」
こ、コイツ…シラを切る気か?
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