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「そうだ、もっと怒るんだ、竜也」
そのセリスの声に竜也は振り返った。
「なんだと?」
「君が怒れば怒るほど、君の中に秘められた力が覚醒するんだ」
「へっ、俺は普通の不良だぜ。そんな力が…何っ!?」
龍也が自分の拳を見ると、それは紅く輝いていた。
「これが、俺の本当の力だってのかよ!?」
「驚いている場合じゃないぜ、龍也。今こうしている間にもたくさんの地球人たちが宇宙獣の餌食になっている…」
「そうだったのか…」
「今、この惑星を救えるのは君だけだ!」
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