第壱話「紅い拳」

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二人は宇宙獣の映像を見終わった。 セリスが指をパチンと鳴らすと、何もない所が急に光りだし、そこから腕時計のような物が出てきた。 「なんだ、それは?」 「これを君に授けよう。ジャルザースーツだ」 「スーツ?それは腕時計じゃ…?」 「はめてみればわかるさ」 言われたままに龍也はジャルザースーツを腕にはめた。 「はめたぜ」 「それざゃ、そこにあるスイッチを押してくれ」 「こうか?」 龍也がスイッチを押すと全身が光に包まれて戦士の姿に変身したのであった。
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