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翌日私は母にその事を話した。
私は昨日の出来事の怖さのあまり泣いてしまった。
母は泣いてる私を抱き締めた。
だけど、今更何も解決しないことはわかっていた。
彼はまた家に遊びに来るし、兄の友達だから泊まりにくることすらあった。
その日も彼が泊まりに来ていた。
私は夜中にふと目を覚ますと、彼が私のベッドの横に座って私の髪を撫でていた。
寝ぼけていて何が起こっているかわからない私に、彼は
「おやすみ。」
そう言ってまた頭を撫で寝かせた。
次の日目が覚めた私はその出来事の重大さに気づいた。
自分の知らない間になぜそこにいたのか。
何かされたんじゃないのか?
途端に不安になった。
私はそれからいつでも誰かいるんじゃないかって、恐怖を感じるようになってしまった。
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