赤い光

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俺は正面や周り… 光一は床…           なるべく皆の視界が広がるように照らす事にした           俺達は和正の後に続き、幽ペンの中へと一歩一歩入っていく…           ボロボロの壁にはまた色んな落書きが書いてあり、腐った食べカス、ゴミ、木片(モクヘン)、鉄屑等(テツクズ)が散らかっている           泉とあやの2人は「ヤダヤダヤダ!!」とか言いながらも、喜んでいるように思える           泉はしっかり俺の服を掴んでいた…           他の男は、色んな物や落書きを見て「うおー」とか「へぇー」としか言ってない           きっとなんて言っていいのかわからないのだろう…           そして肝心の俺は泉に掴まれてる事にデレデレと嬉しがっていた           その時だった………
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