†中田美月の相談①†

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やっと昴を追い出して、李々子は着替えた。 昴が用意してくれていたのは グレーのワンピースとレギンス、白いカーディガンだったので早く着替え終わった。 「お待たせ。」 廊下で待っていた昴に声をかけた。 「中田様は客間でお待ちです。」 「はい、はい」 ガチャ 「李々子せんぱ~い!」 客間のドアを開けたとたん 美月が抱き着いてきた。 「コホンッ…美月…私はこっち」 「え?」 ドアを開けたのは昴で 美月が抱き着いたのも昴だった。 「キャアー!ごめんなさい!!」 美月は大声で叫んだ。 「いえ、こちらこそ失礼いたしました。中田様。」 昴は爽やかな笑顔で言った。 「か…かっこいい~///」 美月は昴にみとれている。 「で?美月!なんの用かしら?」 ソファーに足を組んで座っている李々子が言った。
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