出会い。

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  風が吹く。     その風と共に黒の単髪に全身黒の服で統一された一人の男子と一匹の黒猫がこの地に降り立つ。     「着きましたよ国王様…。」 「…ここが偉世界か……。」                     2-A   がやがやとクラスメート達が話す声。   「昨日のあの番組見た?」   「あのアイドルめっちゃ可愛いくね?」   「ってかさ~数学の松元まじシーマンじゃね?」   「独伊萌えwwwハアハァ」       ガラガラ       男子A「おはよう~。でさ~そん時言ってやったんだよ。 竹輪は生が1番美味いって。」   男子B「はぁ?なんだよそれー(笑)」   ドンッ   男子Aがある人物の机にぶつかった。     その瞬間教室の声が止んだ……。     男子A「いって…。あっ、すま……ああ!!!すみませんすみませんすみませんすみません!!!」       その男子がぶつかった机の持ち主こそこの主人公である蒼生神楽。   この学園始まって以来の天才児であるが、元ヤン為、髪は金髪、耳にはピアス、制服は着崩している。     そのため、クラスメート否…学校全体から恐れらる存在でいた。    
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