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登校中のアルフレッドの元に一人の男が近づく。
「おはよう。」
「おっ!クロス。今日は早いな。」
「たまには早起きもしないとな。」
今は朝。
クロスとアルフレッドは朝の会話を始める。
同じ制服を着た生徒達が学校へ急いでいる。
「あの……昨日はどうもありがとう。……助かったよ。」
クロスとアルフレッドに話しかけてきたのは、昨日いじめにあっていた竜人の男の子だった。
「気にするな。差別は気に入らないし。」
アルフレッドはそう言い返した。
「…ありがとう。……良かったら、……と、……友達に…なってくれないかな?」
「大歓迎さ。俺はアルフレッド。よろしく。」
「クロスだ。よろしくな。」
「えっ…ありがとう…。僕の名前はネオ。…よろしくね。」
よっぽど意外だったのかネオは驚いた表情を見せた。
こうして三人で学校に向かった。
その後わかったのだが、ネオとクロス達は同じクラスであった。
クラス替えがあって二人は知らなかったようである。
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