プロローグ
2/2
読書設定
目次
前へ
/
51ページ
次へ
夏。 今日も一段と暑い。 ある男が花と水桶を持って墓の前に立っている。胸には写真入りのロケットが光っていた。 今日はお盆であるため、不思議な光景ではない。 「久しぶり。」 男はおもむろに語りだした。 「君がいなくなって10年立ったよ。早いものだ…。」 男の名は、柊圭輔(ひいらぎけいすけ)。今年で25歳になった。 「あれからいろいろあったよ。」 そう言うと、目を閉じて圭輔は思いを巡らせた。
/
51ページ
最初のコメントを投稿しよう!
5人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!