プロローグ

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 存在してはならない者  本当に存在してはいけないのか  何故存在してはいけないのか  何故非難されなけれならないのか  そんな者達に、1人の少年はこう言った 【この世に、存在しちゃいけない人なんていない。 いるとしたら、それは生きることを諦めたやつだ。 俺も、自分のことを存在してはいけないやつなんだ、て思ってた。 死にたいとも思ってた。 でも俺は、生きなきゃいけない……いや、生きたいと思えることを見つけたんだ。 それは、この世界を守ること。俺はめちゃくちゃ弱いし、めちゃくちゃひどいことも言われるし、存在してはいけないやつだって言われる。 それでも、この世界を守りぬく。 だってこの世界には、大切な仲間がいるんだから】
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