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待っても待ってもバスが来ないので、俺は相当イライラしてた。
何十分待たせとんねん。
するとようやく、待ってたバスが来た。13番。
俺はすぐに乗り込んだ。
腰を下ろし、ホッと息をついたが、2つ目の停留所で
『終点です』
とアナウンスが入った。
俺の降りる駅の遥か手前だ。
ん?なんでや?
ふに落ちないまま仕方ないから降りて、バスを確認したが、フロント上部に記載されてる番号も経由・終点場所も、いつも乗ってるバスと全く同じ。
意味わからん…
が仕方ないので、次が来るのを待つ。
次はすぐ来た。
俺はちゃんとバスを確認して乗った。
次は着くやろ。
バスがいつもの経路で走る。俺の降りる停留所の一個前の停留所に着く。
あぁ次だと思ったが、
『次は○○~』
と呼ばれた停留所は、いつものと違った。
ん?
聞き間違えかと思い、とりあえずボタンを押した。
ピンポーン
だが、バスはいつもの停留所を素通りした。
え?は?ちょっと…
しかもずっと停まらない。
「ちょっとすいません!!俺○○で降りたかったんですけど…」
運転手に訴えると、
「○○なんて停まらないよ。悪いけど次で降りてもらえるかな」
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