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停留所の名前を見る。そこはやっぱり全く知らない停留所だった。
何だ何だ何だ何だ何だ
何でや何で着かない俺がいつも降りてるとこに何で着かへんのここはどこやどうやって帰ったらいいの
頭がおかしくなりそうだった。
タクシーどころか人も車もいない。
俺はどうなっとしまうんいやどうなっとしまったんいつ帰れんの何でや何でや何でや何でや何でや何でやなんで…
気が付いたら、バスが俺の横に停まってた。停留所でもないのに、ドアを開いて待っている。俺を待っている。
13番だ。
俺はそれに吸い込まれるように乗り込んだ。
今度こそ、家に着きますように…
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