連載題名【半夏生】…花言葉・内に秘めた情熱

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~その他~ 草介(そうすけ)  規世ん家の庭にある山桜に憑く少年霊。妖ではない。江戸末期に亡くなったと思われている。白装束を着ている。規世が命名(もちろん規世に草介の姿は見えていない/夏目を通して)した。外見が規世に似ている。規世の弟に近しい容姿だと、夏目は言う。穏やかで人なつこい性格。規世が幼い頃から、その姿を見守ってきているという。歳や性格、雰囲気の割に少々大人びていて、物わかりが良い。何故成仏しないのかは、いっさい不明。草介自身もわかっていないという。ただ山桜に鎖を繋がれたかのようにして、憑いているらしい。故に糺乃森から山桜を移動し、規世の家の庭へ来たとも言える。規世を含め、生きた人とは話すことがもちろんできないが、当然、夏目のような見える人とは話すことができる。しかし唯一動物が大好きで、生きた動物とは話をできると草介は言う。規世とは夏目を介して喋ったり、接したりする。
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