第一章

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蓮「往生際が悪いぞ」 蓮の声のトーンが… 下がった 恐いオーラが後ろに漂っている… 優「………わかったよ」 蓮「ん?なんだって?」 優「わかったよ!!!けど! 一週間だけだから!!! 料理の基本教えたら私出てくから」 蓮「一週間ねぇ― まぁ 一週間後には出て行きたくなるようにしてやるよ」 優「ないね」 そんなこんなで 優衣は結局蓮と一緒に住むことになりました… 優「じゃあ… 私が寝てる部屋が私の部屋ってことで」 蓮「どういう意味?」 どういう意味って… そのままだよ! って思いながら 優「部屋を分けるんだよ。 私の部屋に入んないでね。」 蓮「俺は?」 優「あっちの部屋かな」 蓮「何が有る部屋?」 優「今は何も入ってないよ ついでにお布団も一式しか無いから… あなたはダンボールでも…」 蓮「美鈴はそんなこと言うんだ~ もう夜だし…俺男でお前女だし… 布団一式でやることと言ったら… ねぇ~」 ニヤリと蓮は笑った 優衣は負けじと 優「じゃあもし もしも 布団が一式じゃなかったらやることは無いよね。」 蓮「…怪しいな」 優「…!!」 蓮「まぁいいか… 布団が一式じゃなかったら? まぁしょうがないけど 一式なんだから 一緒に寝るしかないだろ」
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