第一章

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優「ちょっと… 開け…て」 と優衣がさっき入ったドアの隣のドアの前で 苦しそうに蓮に言った 蓮「重いなら俺が持つのに」 と ヒョイッと優衣の手から布団を取り上げ ドアを開けた 優「ありがと…」 蓮「此方こそ。 てか、美鈴の部屋 隣なんだな」 優「……。」 蓮はクスクス笑いながら 布団を敷いた 蓮が布団を敷き終わるのを見ると 優衣はまたスタスタと 自分の部屋に向かって行った 蓮が部屋の外に顔をだすと 優衣はドアの前で止まって 優「…お休み」 と 小さな声で呟いて 部屋に入った 蓮は クスッと笑い 部屋に戻った………。
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