兄の死

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「ヒッ!!」 そこには… この世のものとは思えない光景が広がっていた… ベッドの上… 大きなビニールのようなものにくるまれた… …お兄ちゃん… 頭と身体が…離れてるよ… 顔もあちこち焦げだらけ… 「オエェェ…」 「隼人…いなくなっちゃったんだ…」 気付けば後ろにお父さんが立っていた 「こんなに愛してるのに…愛しすぎちゃったかな…」 な…にを…言ってるの…?お父さん… 「おや?泣いてるのか?…莉央も寂しかったよな…隼人ばかり愛してごめんな…これからは莉央だけだよ…」 ニヤリ笑ったお父さんはオノを私に向けて振り下ろした!
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