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「二つ目は、私の通う学校にくる時は連絡してください。校門に来るのは絶対に止めてください。」
怜斗の行動に疑問を抱きながら、二つ目を眉間にシワを寄せながら言った。
「…?なぜ校門に行ってはいけない?」
「目立つからです。」
「…。」
「一応、私の条件は…今のところそれだけです。
そちらはなにかありますか?」
ふぅ~と一息つくと砂衣は怜斗を見た。
「今のところ…ね。」
怜斗は小さく呟くとにっこり笑った。
「わかりました。条件、飲みましょう。
私の方は…怜斗と呼んでください。」
「…ありがとうごさいます。
怜斗さん、よろしくね。」
こうして砂衣と怜斗は付き合うことになった。
お互い携帯の番号とアドレスを交換して、砂衣は怜斗に送ってもらった。
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