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「おはようございます。」
昨日、早くに寝たお蔭か学校へ行くのと同じ時間に目が覚めた。
ベッドにいても仕方ないので、顔を洗い服を着替え朝食をとった。
約束の時間までまだあるので居間のソファーでくつろいでいたら来ました。
ぴったし9時。
性格やろうか?
すぐさま玄関へ行き、行ってきますと言うと出て行った。
玄関を出て、お互い緊張しながら挨拶すると怜斗の車に乗った。
「今日は遊園地を楽しみましょう。」
怜斗さんはメールと同じことを言った。
?何か意味があるのだろうか?
「私は今までに付き合った女性はいます。」
でしょうね。
そのマスクに気遣い。大抵の女性は惚れてしまいますわ。
「自分をアクセサリーのように連れて歩きたい女性や付き合っていることがステータスのように思っている女性。」
一度話を切ると苦笑いをした。
お気の毒様
私は心の中で手を合わせた。
「周りにはそう言う女性しかしかいなかったから一時は女性不審になりましたよ。」
まぁ、そうだろうな。
「幸い、私自身を好きになってくれた方もいたのですが…」
ですが?
「みなさん着飾って私に気に入られようとするんです。」
?
「本来の素の自分を見せずに私にいい女を演じるんです。」
あ~
なるほど。
「私は遊園地は久しぶりなんです。」
突然私は口を開いた。怜斗さんの話を無視して。
面食らった怜斗さんは口を開いてこっちをみた。
プッ。笑える。
でも、運転中運転中。
「絶叫系大好き!
ジェットコースターやバイキングは何回でも乗りたい。
コーヒーカップなんてぐるぐる回しまくり。
涼むんならお化け屋敷。」
前を真っ直ぐ向いて一気に言うと怜斗さんの方を向いて、今度は私が苦笑い。
「私は遊園地を楽しみたいならこう。 怜斗さんは?」
赤信号になり車が止まると、じっと怜斗さんが私を見る。
「遊園地は行ったことがないんですよ。」
「はぁ?」
ありえん。
「友達と行かなかったの?女の人と付き合っていた時は?」
「友達とはゲームセンターがおもでしたね。友達同士では行っていたみたいですが。付き合う彼女たちが友達より自分を優先しろというので。」
どんだけぇ~
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