46人が本棚に入れています
本棚に追加
『花の唄』
君をくすぐる暖かい日差し
早くおいでよ
まるでそう呼ぶかのように
希望に満ちあふれた花の種
来るべき日をじっと待ちながら
君は眠っている
.
青く輝く空
「僕もいつかあの場所へ行けるのだろうか」
そして君はそっと手を伸ばす
.
誰かを幸せにするため
誰かの笑顔が見たくて
君は生まれた
悲しいこと苦しいこともあるだろう
それでも後ろは振り返らない
ただ空へ 空へ
それだけでいい
.
小さく芽生えた君に
どうして生まれてきたの?
空から声が聞こえる
この世は君が思うほどキレイじゃない
傷つけ傷つけられることに
君は何を思うの
.
光り輝く星
「僕もいつかあの空へ昇るのだろうか」
そして君はそっと手を伸ばす
.
誰かに裏切られること
そっと涙すること
君は怖くなかった
今というときを精一杯生きていたい
ここに居られることが嬉しい
ただ空へ 空へ
それだけでいい
.
あなたを幸せにするため
あなたの笑顔が見たくて
僕は生まれた
悲しいこと苦しいこともあるだろう
それでも何も怖くはない
ただ二人で 二人で
それだけでいい
最初のコメントを投稿しよう!