黒×紫

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急いでマネージャーが運転する車に乗る 「あっ明日はオフでいいから」 「は?いきなりやなー。わかったわー」 誕生日は1人か…。と思ったが、そんな寂しがる年齢でもないしな…とも考えながら、車の中から流れる景色を眺めてみる。 「はい、到着。じゃあ明日、明後日の入りの時間メールするから」 「おー。お疲れさん」 マネージャーに別れをつげ、自宅に戻る。 (あれ…?誰か、玄関の前におる…?) 誰や?と思いながらも足はとめない。 自分の中ですこし期待してしまってるから。 「おーお疲れさん。遅かったやん」 「よこ…」 案の定玄関の前におったのは、よこやった。 アカン…嬉しい… 「なしたん…?」 「なしたん?やなくて、ひな今日誕生日やんか。」 「や、そうやけど…」 「だから来た。」 たったこれがけの事で嬉しくて仕方なくなる俺は単純なんやろか?(笑) ∞
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