黒×紫

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横を起こさないように、布団から抜け出そうとした瞬間… ぐいっ 「う、わっ…!」 いきなり腕を引っ張られ布団の中へ逆戻り。 「よ、こ…?起きたん?」 「ん~…、おはよー、さん…」 まだ寝呆けているのか舌足らずに挨拶をかわす。 「横、まだ時間早いから寝ててええで?横今日は夜からの撮影やろ?」 「ひな…は今日昼から、やろ…?」 目を擦りながらぎゅーと俺を抱き締める横がすごく愛しく思う… (何かめっちゃ久々な気するわ…) 「ひなの仕事の時間までイチャイチャしよや」 「な…っ!アホ//!」  めっちゃニヤけとるこいつがムカつく…っ//! やけど、胸ん中では喜んどる自分も居るんよなぁ… しゃーないやん、久々なんやし! 誰に言い訳しとるんかわからへんけど…。 ∞
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