黒×紫

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ギュッて抱き締めてくれて、暖かさがました気ぃがした。 (アカン…、顔が…//) 「ひなも、あったかいなー」 「ほんま?」 「おん。ひなと居ると体も心もあったかいわ」 ふふっ、と笑うあなたを見て見惚れてしまった。なんて、よこが調子のってまうから言わんけど。 ちょっと恥ずかしかったって事も、内緒やけど。 何も言わずまた、胸にすりよる事が俺からの返事。 それをわかってくれたよこも、何も言わず抱き締め返してくれる。 「折角の2人揃ってのオフなんやし、もうちょいゆっくり寝ようや」 「ん…」 優しく、愛しそうに俺の髪を撫でるから… よこの鼓動と体温を感じながら、また目を閉じた。 「おやすみ。ひなちゃん」 おでこに落とされたキスを合図にまた、夢の世界へ旅立つ。 そんな冬の朝。 END あとがき→
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