赤い部屋

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ついに現れた全ての文字…… 「あなたは赤い部屋が好きですか?」 「……ッッ!!」 加奈は確信した。 赤い部屋は作り話ではないと… 今まで以上の恐怖が加奈に襲い掛かる。 「ハハハ… アハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」 加奈は狂ったかのように笑い出した。 加奈は完全に恐怖に飲み込まれてしまった。 物音一つしなくなった部屋 静寂した部屋に時計の音が虚しく響く。 パソコンにはあの文字がまだ現れている。 落ち着いた加奈はパソコンの電源を切ろうとする。 しかしさっきと同様、切れることはない… 無理か… 諦めかけたその時!! パソコンに変化が現れた。
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