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気付けば外が暗くなっていた。
いつの間にか寝てしまったんだ、と亮司は立ち上がった。
あれからあまり眠れない日々が続いていた。
睡眠薬のお世話になることもしばしばだ。
部屋の電気をつけ、亮司は処方された睡眠薬の残りを確認した。
「やべ。あと1つしかなかったか…」
そのうち病院にも顔を出さないと、と亮司は睡眠薬の入った袋を元の場所に戻した。
床に投げた鞄から携帯を取り出すと、真人から何件もメールが来ていた。
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