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「りょーうじ、今日も飲み会!今日こそ来いよ」
朝一だろうがなんだろうが、真人のテンションの高さは変わらない。
亮司はうんざりしたように真人をにらんだ。
「にらむなって…」
「行かねーからな。もう、俺に女紹介しようとか考えるなよ。絶対無理だから」
亮司は真人にはっきりとそう言った。
すると真人は悲しそうな顔をした。
「お前が…俺に気を使ってくれるのはすごく嬉しいけど、本当に無理だから」
「俺はさ、お前に何をしてやれる?」
真人が真剣にそう聞いてきた。
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