プロローグ

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クソッ…… 私は残っている魔力を全て集中し、魔法を放った。 「裁きの(イカズチ)よ……罪あるものに裁きを下せ!!『サンダーインパクト』!!」 空に黒雲が集まり、辺り一帯を一瞬照らすと巨大な(イカズチ)が私達を囲んでいる魔物達に何十発も落ちていった。 「やったか?」 隊員達が喜んでいると…… 「ギシァァァ!!」 「な、何!?」 煙が晴れてくると魔物はまだ五千程、残っていた。 そして、歓喜に包まれていた隊員達の顔が一気に暗い表情に変わった。
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