あの時

3/6
前へ
/52ページ
次へ
会話を細かくなんてもう覚えてないけど 告白したのは自分のほう。 記念日なんて気にしてなかったから忘れた。 ようするに私はこういう人間。 君も私の何処を好きになったのか 私には到底理解できないね。 きっと、本気じゃなかった事を願うよ。 今でも思うよ。 「私みたいな人間、誰が望んで好きになるの?」 脳裏には過去に何度も言われた言葉が蘇る 「キモい」 「早く死ねって」 「ブス!」 「うざいー」 「さっさと死なないかなあ?」 「しねばいいのにねー」 「みんなもそう思わない?」 「思うー!」 「あははははっ」
/52ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加