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「うっ…」
バスが揺れたせいで俺は目を覚ました。
あの日の夢…最近また見るようになった。
嫌な汗をかいたせいでシャツか体に張り付いていた。
「おばさんの家に着いたら着替えるか…」
もっとも汗をかいたのは夢のせいだけではないようだ。
そとは初夏の日差し…バスの窓から外を見るとアスファルトが焼かれているのが見えた。
俺の住んでた町とは違い初夏だというのにやたら暑い。
異常気象のせいでもあるのだが…なにより今はバスのエアコンがきいてないせいでまるでサウナにいるみたいだ。
「次は…」
バスのアナウンスが俺の目的の場所を告げる。
俺はボタンを押し降りる準備をした。
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