曹操、襲来   

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一弥「ん~何だかなぁ‥💧」 池田「イケ図々しくも💢好き勝手ほざきおってからに❗」 うっち~「殿❗劉備との同盟など、不必要です❗ 曹操の、俄か水軍など!我が軍勢のみで楽々と蹴散らしてみせます!」 下田「イヤイヤ、味方は多い程、戦いは楽に進みます! 劉備殿には、曹操の側面を‥」 グース「無用!無用! 一気呵成に攻め込み、攪乱させれば‥荊州の兵士と曹操の兵との間で混乱を招くは必定!」 池田「たわけた事を!軽はずみな根拠の無い予測で、国を滅ぼすつもりか!?💢」 うっち~「根拠?水に不慣れな北方兵士達、河の流れすら、理解していない水軍を相手に、千群万場の我が軍が、負けよう筈が無い!!」 喧々囂々‥主戦派と降伏論者との間の会話が、やがて‥罵り合いに近い内容までもが飛び出し始めた‥ 孫権はため息をつく‥ 一弥「‥あのさぁ‥どうせ勝つに決まっている戦いなんだから(バキッ!)ぐわっはあぁぁ~!!💦」 突如として、孫権の背後に現れた人物が、孫権の後頭部を力一杯に殴りつけた‥ 孫権の顔面が机にぶち当たり、華奢な造りの机が真っ二つにへし折れた‥ 一弥「ぐ‥わわわあぁ~!?痛いぃぃぃ!! ち、血があぁぁ~!!」 グース「己、何奴❗我が君を手にかけるとは!」 池田「くせ者だ!とらえよ!💢曹操の間者か‥」 うっち~「まさか、暗殺者か!?💦 いかん、歴史が‥」 侵入者に、護衛兵士が槍を構えて襲いかかった‥ 侵入者は不機嫌そうな表情で、1人の兵士から槍を奪うと雄叫びを上げた 「ふっとべや――!!」 侵入者の体が一回転する‥護衛兵はことごとく、倒されていた‥ うっち~「え?💧今のは‥」 一弥「げっ!?そのセリフは‥まさか?💧‥」 侵入者はニヤリと笑う‥ 「しゃらくせぇ! お前(め)ぇら、何をぐちゃぐちゃとやっていやがんでぇい!? 敵が来た、なら迎え撃つ❗これが孫家の流儀だろうがぁ❗ 戦いの為の作戦なら兎も角、戦うか、どうか、だとぉ!?💢 一体、いつから俺ン所は腑抜け揃いになっちまったンだぁ!? 情けなくて、おちおちと死んでらンねぇぜ!!💢」 うっち~「やっぱり!孫策様か!?💧」 一弥「あ、兄上ぇぇ!?💦こ、今度は幽霊かよ!? 何なんだぁ!?この赤壁の戦いはぁ!!💢」 孫伯符「‥赤壁の戦い?‥何だ?そりゃあ?」
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