綴る季節。恋の色。
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綴る季節。恋の色。
――――黄色い春―――― 暖かな風に包まれて,貴方を見付けた帰り道。 木漏れ日の中で眠る貴方に,私の胸は高鳴った。 貴方の隣に腰を降ろして,深く呼吸し目を閉じる。 いつの間にか眠ってて,貴方の声に起こされる。 そして2人で並んで,一緒に帰る。 少し縮んだ2人のキョリ。 それは,春の風がおこした小さなイタズラ。
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