唐沢 一馬の入学式

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俺の名は唐沢一馬。 春休みになってすぐにとある事情で今まで住んでいた土地から逃げて誰も自分の事を知っていないだろう田舎に来た。 因みに一人暮らしをしてる。 去年の末辺りからだからまだまだ家事は下手くそだけどな。 朝ご飯を食べて今日から行く事になる高校の制服に着替えて寝室の写真に挨拶をする。 「行ってきます。蜜柑、叔父さん。」 俺はこれから学校中に嫌われに行く。 俺なんかと関わらす訳にはいかないから。
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