ラストクリスマス

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      海斗 「お、おぅ」     声を発した私に、海斗は少々困惑気味。   少し驚いた感じが声でわかる。   海斗は驚くと “お、おぅ”と声が1トーン上がる。     不安に押し潰されそうになりながらも、 海斗の久しぶりに聞ける声に再び恋した。     あんなに当たり前に聞けたのに   今ではとても懐かしく とても愛しい…          私 「前電話したけど、繋がらなくて…」   海斗 「ごめんな」     ごめんな     何度聞いた言葉だろう。   海斗は悪くないのに 悪いのは私なのに…       私 「ごめんね」   海斗 「え?」     突然謝る私に、少々困惑気味の海斗     本当に言いたかったのは “好き”って言葉。   でも、恥ずかしくてそんなの言葉に出来なかった     気付くの遅かったかもしれないけど、 やっぱり海斗じなきゃダメだよ…      
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