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「またきたな、鷹ァ!」
「寂しいヤンキーの為だ、感謝しろ」
「テメェ!」
射的のおじさん、少し好きだ。
俺のことを可愛がってくれるから。
「おじさーん」
「お兄さん、な」
「タコ焼き奢って?」
「――ん~っ、いくらでも奢ってやる!」
「やったー」
優しいおじさんには言ってあげよー。
俺、もう今年が最後だよって。
「おいヤンキー、俺が奢るからいい」
「……鷹、まだ言ってないのか?」
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