~二つの変化~

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直也と真奈美は朝一緒に登校をしていた。 理由は真奈美が言い出したこの言葉。 「恋人同士なら朝も一緒にいなくては!」 しかし、それに一応直也は突っ込んだ。 「それってつまり何時もと同じって事だよな?」 うっ、と言葉に詰まり、何も喋らなくなった。 まあ結局付き合っているが、何時もと変わらない生活を送っていた。 ~学校~ 自分の教室に入り、席についた。 隣には雄二が座っていた。 「おはよう、雄二。」 「ああ、おはよう・・・。」 今日の雄二は元気が無かった。 やっぱり、昨日のあれかな? 「あの子が気になるのか?」 「まあな、はあ・・・。」 盛大に溜め息をはく雄二。 此処までテンションが低いと不気味だなあ・・・。 重症だこりゃ。 そうだ!アイツなら何か知ってるかもしれない! 「雄二、まかせな!」 「直也?」 「俺が協力してやるよ。少しだけだがな。」 「サンキュ、直也・・・。」 と言う訳で、休み時間にアイツの所に行く事にした。 三組にいる情報通の所に・・・。
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