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どれだけ時間が経っただろうか。
それを知る術を持たないワタシには、解らない。
相変わらず、ワタシの周りは闇が支配している。
この闇は晴れることがない。
"私、死んだのかなぁ。"
ワタシの呟きは闇に呑まれていった。
ここで一人、佇んでいて、
一つ、解った事がある。
この闇は、
決して晴れてくれないし、
果てもない。
解らないことだらけなのに、
何も教えてくれない。
その代わり、ワタシに一つだけ、ある感情を与える。
"絶望"という感情を…
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