一心別体

4/8
前へ
/145ページ
次へ
「輪廻って、輪廻転生だろ!生き返らせてくれ!」 「転生の意味ご存知ですか?他の生物になるんですよ」 「あー……そうなのか」 普通に言い負かされた京の魂は真っ青になって落ち込んだ。所詮生き返るのは無理だった。体は既に火葬されていたからだ。 「……でも、このまま知り合いがいない世界にいるなんてまっぴらごめんだ!」 「わかりましたよ。こちらも輪廻について話す予定でしたからね。ではまた輪廻の輪に戻り、転生するということで良いですね?」
/145ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1011人が本棚に入れています
本棚に追加