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――しかし、その一方。
魔の森に送られたウィリアムは、森をさ迷い、魔獣に襲われていた。
剣で対抗して何とか倒すも、今度は魔獣の群れに襲われ、自分の最後を悟るウィリアム。
しかし、その時現れた王立ギルドの人間に助けられた彼は、その恩人…ギルドマスターの下で成長して行く…
その胸に、自分を捨てた両親への復讐心を抱いて。
そして、彼が10歳の時に戦争が起こり、そこで名を上げたウィリアムはいつしか英雄となっていた。
「黄金の獅子」。
それが彼を讃え、敬う人々がつけた名前だった。
そして、現在。
その英雄はギルドマスターの命令によって、このマジェスタ魔法学園への編入を余儀なくされたのだった。
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