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……つか、アレだよな。
今日のエリアは何やらヤル気満々なんだよな……
「……。」
とりあえず、控え室にたどり着いて最後に扉を閉めた俺は、タオルで汗を拭うウィリアム・エリアの背中を見つめていた。
確か、今までは一応正体を隠す意味で魔力制御装置?みたいなのをつけてたらしい。
だけど、今日はそれも外して全力で戦ってるエリア。
どうしてなのか理由を聞きたくとも、今日のエリアは何となくいつもと違う感じがして、話かけ辛い。
つか、日常的にエリアと話すことはほとんど無い俺にとって、奴に話かけること自体ハードルが高すぎるっつーか、何つーか…?
とりあえず、俺は言い様のない違和感を感じてたりする。
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