8961人が本棚に入れています
本棚に追加
/248ページ
そして、何が何だか分からなくなってきた俺がパニック状態になっていたその時。
――ポンッ!!
「…へッ…?」
美人天使が現れた魔方陣から突然、白い煙が立ち上がって辺りに蔓延しはじめた。
――バタ…バタバタ、バタッ…
「……はい…!?」
しかも、周りの奴らはその煙を吸い込むと、次々と倒れていった。
恐らくこの煙には速効性の睡眠作用があるんだろう。
信じたくはないが、エリアと美人天使、それに俺以外は先生も含めてその場にいる全員眠っちまってるんだ。
もう、よくわかんないけど信じるしかないじゃんか。
……つか、なんかこの煙が俺にだけ効かない時ってどうすれば良いんだ?
最初のコメントを投稿しよう!