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「とりあえず、俺が天使を使い魔にしてることは知られる訳にはいかないよな…あぁ…でも、記憶消しちまえば良いか。」
え？ちょ、お前、記憶操作出来るんかいwww
そして、エリアはそんな危ない発言をさらりと漏らすと、何やら呪文の詠唱を始めていた。
……つか、一言だけ言わせてくれ。
この話、だんだん方向性が反れてきてないか？
いや、まぁ、良いんだけど…
――そんなこんなで、俺は大人しくエリアの記憶操作をむしろ喜んで受けることにした。
あいつが最近俺が読んでる小説の最強主人公そっくりだとしても何も言うまい。
目が覚めたら俺の記憶は書き換えられてて、アイツ＝『黄金の獅子』なんだぞッ☆…っていう方程式は完全に消えるんだ。
うん。むしろ喜ばしいさ！アハハハハ！！(ヤケクソ)
…そう。目が覚めたら…
俺はまたごくごく普通の平凡な毎日に戻れ…るん…だ……
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