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「ほい。次は、セルシオ・ヴァンダムな~。」
「は、はいっ!!」
……あれから時間が流れること30分。
「出でよ!!我と共に力を求めし者!!」
ラッシュ先生監視の下での使い魔召喚の儀式もすでに大半のクラスメイト達が終了させ、残るは何人だかは知らないが…俺は失意のどん底にいたわけでして。
「ねぇ、ユア。アンタ何かした?」
「え?な、何もしてないよ…?」
「…ウィルは?」
「知らん。」
「反抗期なんじゃねwww」
「「黙れ。」」
――ドガッ!!
「あびゅべばッ!?」
…ごめんな。ウザコスタ。
今の俺は例えお前がイジメられていても、ツッコミを入れる元気すらないんだ。
だから、安らかに永眠することをお勧めするよ…
お葬式はラザニア教とグラタン教、好きなほうを選んでくれ…いや、ドリア教って選択も有りだと思う…うん。宗教は個人の自由だからね…
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